2011年9月14日水曜日

35歳からはじめる 大腸内視鏡検査

健康診断の検便で便潜血が検出され、精密検査を指示されました。この便潜血ってやつ、ちょっと尻の穴が切れていたりするとすぐに検出されるそうで、精密検査で実際になんらかの異常が見つかる人は3割程度だといいます。

それでも初めて検出されましたし、別に痔の持ち主でもありませんでしたので、念のため精密検査を受けることといたしました。

それで大腸内視鏡検査と相成ったわけですが、まず大学病院で実施してもらおうと電話をかけると検査の前の診察のために2ヶ月待ちという事実を告げられ他をあたることにしました。

近くでやってるとこないかなと思って探したところ、家から10分程度のクリニックで実施されていることがわかりました。そこへ検査の結果を持っていき、大腸内視鏡検査をすることになったのですが、そのクリニックでも検査を受けるまでに2ヶ月待ちということでした。

大人気の大腸内視鏡検査です。私と同様に便潜血が検出される人が大変多く、この検便の一つの弱点でもあるという話もしておりました。

そこのクリニックでは、診察の日に検査当日(2ヶ月後)にやるべきことをすべて説明され、わからなかったら聞いてくださいということでその日は帰りました。
大腸内視鏡検査は腸内を綺麗にするため、事前の準備が大変面倒です。そして当日は仕事を休むべきです。

3日前から徐々に食事制限がはじまり、前日には錠剤の下剤を飲み、休みました。そして当日。朝から検査の前までにおよそ2Lの液体の下剤を飲まなければなりません。私は当日は仕事を休みましたので、朝から飲み始め、その効果はみるみる現れ、かなりの回数ぶりぶりっといたしました。するとだんだん色がなくなっていき、ついには茶色っぽさがほとんどなくなり、ほんとに水みたいな液体しか出なくなりました。これで準備Okのようです。

この状態でクリニックへ行き、尻の部分にだけ穴の開いた検査服に着替えて、診察台に横に寝かされました。肛門に異物を挿入される恐怖に耐えながらまっていると、まず、腸の活動を抑えるのと、精神安定のために点滴を刺されて、すこしの間待ちました。

わずかの時間待っていると医者が現れ、じゃあやりますかと言って黒いチューブ状のキャメラをシュルんとさせました。尻の穴にゼリーをぬられてちょっとヒンヤリしたところへ、いきますよ~って言ってずぶりっとカメラが挿入されてきました。。。

Oh。痛くなーい。

別に痛くありませんでした。入り口から少し進んだところにあるS字結腸に差し掛かると少し痛みを感じました。ここは腸内で一番入り組んでいるところらしく、特に女性は人によってはなかなか通過できない場合があるそうですが、私は案外すんなり通りました。痛みと言っても、その痛みはいわゆる普通の腹痛的な痛みで、腸内が特別に痛いということはありませんでした。その後盲腸までたどりついたところで、医者がじゃあ引き返しますから中見せますね、と言って画面をこちらに向けて腸内を見せてくれました。キレイなピンク色でした。そして、最後にS字結腸で多少の腹痛を感じたのち、痔があるかどうか見ますね、と言ってカメラをくるっと反対側に向けました。肛門からチューブが挿入されているのがよく見えました。痔もなんにもありませんでした。じゃあこれで終わりです。ということで、1時間ほど診察台で休んだあと帰路につきました。

大腸内視鏡検査の面倒なところは、食事制限と下剤。
当日の検査は痛みもさしてなく、つらいものではありませんでした。
準備がすべてです。

胃カメラは飲んだことないですけど、胃カメラよりはよっぽど楽なんじゃないかなぁと思った帰り道でした。あと、撮影した腸内の写真を頂いたのですが、処分にこまりますな。なんか。

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